「前回のあらすじ」
当HPのマスコット、熊のウホウホ君は、近所のご隠居を誘いぶらり伊豆二人旅へ来ております。
昨日は修善寺から天城越えで下田へやって来ました。
下田での宿泊を存分に楽しんだ二人。
さあ今日はどこへ行くやら風まかせ風まかせ・・・。



ご隠居さん、下田駅まで戻ってきましたよ。
今日はここからどうしましょうウホ?


「かっかっかっ。ここ下田駅前のバス乗場を見渡してごらんなさい。」

どれどれ、バスがいっぱい止まっていますね。マーガレットって変な行き先!石廊崎とか堂ヶ島とかいろいろ行き先がありますねウホ。

「ここにいると、観光したくなる行先のバスが色々来るから飽きないのです。
下田の町中を観光するなら、定期遊覧バスに乗るのがいちばん楽ですのう。
われわれは昨日観光したから今日はよしと。」


もっと下田を見て行きたいけど、これから帰り道ですね。ご隠居さん。

「ウホウホ君、いいものを見つけましたよ。修善寺駅へ直通する路線バスが、一日一本だけありますね。しかも10:50分発、今10:30だからちょうどいいと来たもので。これで帰りましょう。」

わかりました。ご隠居さんにおまかせ♪で、修善寺行バスに乗車しました。
河津駅までの運賃を払えば、あとは昨日買った天城路フリーパスを使えるからお得だし。よかったウホ。

バスは白浜海岸を走り、河津を抜け、天城越え、もう昭和の森会館へ来ましたね。リュックサックを背負った人が乗ってきたぞウホ

「おや?どこかで見おぼえが、おぬし、滝頭の八五郎ではございませぬかな?」

「誰だい、俺を昔の名前で呼ぶのは? あっ、あなたは副署長!じゃなかった。六角橋のご隠居!」

なんと、リュックサックを背負った人が、ご隠居さんの知り合いだったウホ。

「八五郎、すっかり堅気になりなさったようで安心しましたよ。」

「滝頭の八五郎はよしてくださいよご隠居。今じゃ千葉ニュータウンの八五郎でさ。子供どころか孫もいますぜ。今日は天城高原から八丁池へ縦走したんでさあ。」

丁池、ぼくは行ったことがないですよウホ。どんなふうに行けばいいですか?

昭和の森会館

「昭和の森会館からバスに乗ってね、バス一台がやっとの狭い道を30分も登るとバスの終点でさ。そこから遊歩道を45分くらい上り下りすると八丁池の展望台へ出るよ。ご隠居さんも行ったことありますか?」




「もちろんありますとも!紅葉シーズンは特にいいですよ。自動車の乗り入れができないから行きにくいが、その分手つかずの自然が残っておる。天然記念物のモリアオガエルが絶滅しないのが何よりの証拠ですな。」

うわー、聞けば聞くほど凄いところのようですねウホ。
今日はちょっと無理だけど、今度来るときはぜひ行って見なくちゃ。
ところで八五郎さん、さっきご隠居さんのことを「副署長」って言ってましたけど、ご隠居さんって以前はいったい・・・。


「おうよ、なんにもしらねエ熊さんヨー、聞いて驚くな。こちらにおわしますご隠居さんは、先の神奈川県警特命捜査官、山下公園署副署長にして、丹波哲郎が出ていたGメン75のモデルになったお方だよ。」

えっ、ご隠居さんってそんなに凄い人だったんだウホ。でも八五郎さんの声が大きいから、車内のお客さんがみんなこっち見てるウホ。ちょっと恥ずかしいなあ。
修善寺温泉紅葉
「八五郎、もういいでしょう。他のお客様の迷惑になりますよ。
ところで、もうすぐ修善寺温泉入口に着きますね。ここで戸田行のバスに乗り換えて、修善寺のもみじ林を見ていくとしますかな。ここは全国でも遅い時期まで紅葉が楽しめますよ。ちょうど人生の遅い時期まで楽しんでいる私と似ているようで。かー、かっかっかっ」



もみじ林  もみじ林
もみじ林

ご隠居さん、丹波哲郎のモデルというより、どうみても元悪役で初代・・・。

                                                        終わり


も ど る